夏は家庭でも要注意!小さなお子さまに多い「水の事故」と予防のポイント【キッズリーフの病児保育】
- kidsleaffukuoka
- 7月31日
- 読了時間: 4分

夏はプールや水遊びなど、お子さまが水に触れる機会が増える季節です。
楽しい思い出が増える一方で、この時期は乳幼児の水の事故も増えやすくなります。
「海や川は気を付けているから大丈夫」と思われる方も多いかもしれませんが、実は小さなお子さまの水の事故は、自宅やその周辺で起こるケースが少なくありません。
今回は、ご家庭で起こりやすい水の事故と、今日からできる予防策をご紹介します。
小さなお子さまの水の事故は「家の中」で起きています
水の事故というと海や川を思い浮かべますが、乳幼児(0~4歳)の事故は、お風呂やビニールプール、トイレなど、身近な場所で発生することが多いと報告されています。
乳幼児は、
・頭が重く転びやすい ・自力で起き上がることが難しい ・危険を判断できない ・溺れても大きな声を出せない
といった特徴があります。
そのため、大人が「少しだけ」と目を離した数十秒の間に事故が起きてしまうことがあります。
家庭で特に注意したい場所
ビニールプール
「浅いから大丈夫」と思われがちですが、水深数センチでも溺れる危険があります。
転倒して顔が水についたまま起き上がれなくなるケースもあります。
予防のポイント
必ず大人が付き添う
スマートフォンを見ながらの見守りは避ける
使用後はすぐに水を抜く
滑りやすい場所にはマットを敷く
お風呂
家庭内で最も事故が起こりやすい場所の一つです。
入浴後の残り湯や、浴槽に少しだけお湯が残っている状態でも事故は起こります。
予防のポイント
入浴後はできるだけお湯を抜く
浴槽のふたは必ず閉める
お風呂場へ一人で入れないようにする
必要に応じてチャイルドロックを活用する
トイレ
意外に思われるかもしれませんが、便器の水でも事故は起こります。
小さなお子さまは頭から前に倒れやすく、自力で起き上がれないことがあります。
予防のポイント
トイレのドアを閉めておく
ドアノブや便座にチャイルドロックを設置する
実際にあった事故
ベビーバスから浴槽へ転落
浴槽のふたの上に置いたベビーバスが傾き、赤ちゃんが浴槽に転落。
湯に沈んだ状態で見つかり、死亡が確認されました。
ベビーバス内の空気が不十分で不安定だったことも原因と考えられています。
典出:消費者庁「Vol. 646 ベビーバス使用時の事故にご注意を」浮き輪を付けていたのに溺水
10か月の乳児に胴体用の浮き輪を装着し、保護者がトイレのため1分ほど場を離れた間に浮き輪が外れ、顔が湯に沈んでいた。
すぐに引き上げられたものの、ぐったりしており、溺水で3日間入院。
典出:消費者庁「Vol. 609 入浴補助の「便利グッズ」ではありません」便利な育児グッズや浮き具は、事故を防ぐものではなく、あくまでも補助用品です。
使用中も必ず大人が見守りましょう。
「少しだけ」が最も危険
水の事故でよく見られるのは、
洗濯物を取り込んでいた
電話に出ていた
上の子の対応をしていた
トイレへ行っていた
など、「ほんの少しだけ目を離した」時間です。
水の事故は音もなく起こるため、周囲が気付いた時には重大な状態になっていることもあります。
家庭でできる5つの予防策
今日から実践できるポイントはこちらです。
✅ お子さまから目を離さない
✅ 水のある場所へ一人で行けない環境を作る
✅ 兄姉だけに任せず、大人が見守る
✅ 浮き輪やベビーバスなどを過信しない
✅ 万が一に備えて心肺蘇生法(CPR)を知っておく
夏休みだからこそ、ご家庭で安全対策を
夏は楽しいイベントがたくさんあります。
だからこそ、水遊びの前にご家庭の環境を見直しておくことが、お子さまの命を守ることにつながります。
「少しだけだから大丈夫」
その油断が、大きな事故につながることもあります。
ぜひこの機会に、ご家庭でも水回りの安全対策を確認してみてください。
いかがでしたでしょうか。
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